10代女性 いじめにあい高校を退学し、通信制へ転学。成績は良い方だったが、手につかなくなった。 両親の圧力も強い。「自分はダメな人間」という思いがどんどん強くなっている。
一万円札欲しい人いますか
講義の途中、
一人の女性が自分の価値の低さをつぶやいた
「自分の価値がどれぐらいのものかわからなくなっている」と。
僕は財布から一万円札を取り出し
みんなに尋ねた
「この一万円札欲しい人いますか?」
すると全員が威勢よく手を上げた
その中に彼女も居た
僕はその一万円札を手でクシャクシャにして
もう一度尋ねた
「クシャクシャになってしまったけど、それでもこの一万円札欲しい人居ますか?」
するとやはり全員が手を上げた
そしてやはり彼女も手を上げた
僕は今度は床に一万円札を置いて靴で踏んだ
「まだこの一万円札欲しいですか?」
するとやはり全員が手を上げた。
もちろん彼女も手を上げた。
人の価値も同じです。
どんなに失敗しても
どんなに傷ついても
どんなに自分を卑下しても
どんなに惨めに思えても
この一万円札のように
クシャクシャになろうが
足で踏みつけられようが
一万円の価値が失われないのと同じように
あなたの価値も
あなたに何があっても変わらないのだ
実はこれはある大学の教師が学生達に話した内容を
実際の講義に使わせてもらった。
イジメに遭おうが
両親からとがめられようが
キミの価値は
微塵も変わらないのだ
人からの見られ方や評価は
害にはなるが薬にはならない
その評価が高くなればなるほど
キミの悩みのタネになる
キミはキミの歩幅で
キミの定規で
キミの速度で
キミの道を歩めばイイ