生きなさい。


生きなさい。


生きるより大切なものが
この世にあるだろうか
生きるより手にすべきものが
この世にあるだろうか

足下に寄り添う花に気づきなさい
いま生きている「奇跡」を見つめなさい
命の限りの意味を知りなさい
差し出す悦びに満たされなさい

本当に大切な今は
過ぎ去って初めて姿を見せる
本当に大切な今は
声もかけずに足早に通り過ぎてしまう
だからわずかでもいい
そうした大切なものを知りなさい

糸をつむぎ布を織るように
春の小川の流れのように
赤子の頬を撫ぜる母のように
過ぎてゆく今に手を合わせ
丁寧に生きなさい

生きなさい



恵まれていることに気がつかないと
足りないことばかりに目がいきますよね
僕もまさにそうでした

随分前にこう思ったことはありませんでしたか
「私はいつかきっと●●●●のように生きたい(なりたい)」と。

しかし、背負うものが多すぎて大きすぎて
いつしか忘れてしまったのでは?
僕がそうでしたから。

でも、ある日、あることをきっかけに思い出したんです
始めの思いを。

自分のために生きることを
否定するDNAが僕らの中にあります
人のために生きねば人としてダメだと
縛りつけるDNAが。

でも、本当にそうでしょうかね
人のために何かをできる人は
まずは自分のために何かをできなければ
それってできないのではないでしょうか

言葉は、直訳で読み取るのではなく
改行されたその間の意味を自分なりに紐解いて
初めて自分の指針となる
僕はそのことに気がついてから
自分の言葉を、指針を、思いを大切にしています。

あなたが本当にしたかったこと
なりたかったこと
それを手にする始めの一歩が踏み出せるラインに来たこと

そう考えれば
最高に恵まれていると感じませんか

僕がそうだったように。。。。